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和竿のコーナー

趣味の和竿作りは、楽しいものです。自分で作った和竿で黒鯛をかけてみたくて。
最初は、市販竿の穂先部分とガイドの位置が気にくわなくて、訳も分からず…自前で穂先部分を創ったのがきっかけです。

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[和竿リンク]

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四代目東作の弟子で「寿作」さんのお弟子さんの寿晴のHP。
具体的に細かに解りやすいページです。写真や図版での解説でとても参考になります。

横浜竿の『汐よし』

品川和竿作り教室『浜川』

和竿職人 信

甘蛙の工作部屋

和竿工房やす

タロ和竿2010年:基竿タロ和竿2010年:基竿
基竿に絹糸を巻き、漆で固めて、継ぎができるようにした状態。赤い矢印は、およそ9cm。
矢印穂先部分
穂先部分は、抜き差しが自由にできるようにするために、何時でもさした状態が真っ直ぐになるように火入れをします。
矢印タロ和竿2010年:基竿
ニットウ:実用うるしをこし紙で15回〜20回ほど「拭き塗り」します。途中10回塗ったら、軽く800番〜1000番水研いでまた「拭き塗り」を繰り返します。
矢印タロ和竿2010年:基竿
リールシートを付けた状態。玉にならないように注意して赤い絹糸100番を巻きます。
矢印タロ和竿2010年:基竿
漆を何回か塗って、軽く800番〜1000番水研ぎをやった状態。
矢印穂先ガイド巻き
  • 市販のヘチ竿用のグラス穂先を購入します。
  • 購入した穂先を自分の好みに紙ヤスリでゆっくり削っていきます。円いのがベストなのでデコボコにならないように慎重に削ります。
  • 電動ドリルならより便利
ガイドの付け方
  • いきなりガイドを巻き付けていきます。
  • 以前は、セメダインなどの接着剤を使って、仮留めをしながらやっていたのですが、巻いている時にセメダインが指についてべたべするのでやめました。
  • ガイドの位置は、前もって油性ペンなどで印を付けておくと簡単
  • 接着剤を使わないと、後で自由にガイドを動かせる。ガイドがちゃんと綺麗に一列になっているかが肝心。
矢印穂先ガイドにカシューを一塗り
ガイド付け作業が終わったら、カシュー(実用うるし)で固めます。度合いは、7:3ぐらいの割合。

今年の新記録:55.5cm

● プロではないし、和竿を創って売ろうなんて事でも決してありません。また、工芸品のような綺麗な飾りをこさえてみたいと言うこともありません。機能性といいましょうか。使いやすさ。形や格好良さにこだわりたくありません。それはプロにお任せです。
● この落とし込みを続けていくと、どうしても自分のスタイルにあった竿がほしくなる。和竿を購入するのも一つの手ですが、自分で創ってみたいというのが正直なところ。


★ここで紹介させていただくのは、僕の個人的な世界です★
ここで紹介させていただくのは、和竿の作り方ではありません。作り方などは、いろんなホームページで掲載されてあります。
そちらをご覧になって下さい。


[こんな竿がほしかった。]

僕のフィールドは、東京湾がほとんどです。
ここの堤防は地方の堤防より比較的低いというのが特長です。よって竿の長さも落とし込み仕様は、2m〜2.7mぐらいあれば充分足りてしまう。糸の出し入れがスムーズで、リールからの調整が可能な竿になります。(本当は、糸を出し入れしないで出した長さで探るのがベスト。)



ガイド

市販のガイドは、リールから第一個目の距離がやたらと長い。僕の場合リールの内側から糸を出しているので、
長いとスルスルと糸を出していけないというのがまずありました。
また、穂先までのガイドの穴が小さいので、糸を送ったときにひっかかりスムーズな糸を送れない。
短竿で前を打った時糸がうまく飛んでいかない。等の理由があります。
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gaid_2.gif
ちょっと大げさですが、この様に改良します。市販の竿の改良でも充分だと思います。
せっかくだったら和竿の方が、良いと思ってやっています。

穂 先

一年を通してイガイのツブを使用することから、穂先の感度も『繊細であり且つ敏感』 な方がいい。
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カニ餌を使用する穂先は、柔らかく糸の延長のようなモノがいいと思っています。
その理由として、落とし込んでいったときに…例えば堤壁にしがみついてしまった。又は、底にし1がみついた。
こんな時、そぉ〜とはがしてあげて又10cm〜30cmぐらい再度落としてみることをします。
これが硬い穂先だと、不自然な(強引な)動きをしてしまう。警戒心の強い黒鯛は、びっくりして逃げてしまう。
カニ餌の場合は、優しい動きを演出させてあげたい。
カニの場合は、軽いガン玉(Bまでぐらい)でカニの動きとあわせて自然な感じで落としていく。
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ツブ餌の場合は、カニと違いしがみつくことがありません。多少の重いガン玉で演出しながら、落としていく。操作する。
よって穂先は、糸の延長と言う部分でカニ餌と同じなのですが、穂先の先端から胴には入る部分は、
多少硬めで自分の手で演出できるモノでないと具合が悪い。
黒鯛がくわえた時やアタリの瞬間に敏感に手に伝わると言いましょうか。反応するモノであってほしい。
アタリをみるのは、糸ふけですが…手に伝達するモノ。

hosaki_01.jpg
結構穂先と本体を繋げていく作業が大変で、かなり苦労しました。

堤防からの落とし込みで、直下に落とした時の合わせ方は、決してオーバーアクションはしません。

前に打ったときは、多少のオーバーな動きはしてしまいますが。(根に回れると危険なので)
頭上より竿を動かしたりしないので、黒鯛が自然に浮いてくるようなモノがいいと思っています。
黒鯛の動きを充分に吸収してくれて、胴のバネでやり取りしてくれるモノ。
理由として、オーバーな動きをしてまだ居る他の黒鯛を刺激したくない。
静かに取り込んでみたい。
また、黒鯛とのやり取りをもっと楽しみたい。と言うのが、僕の思いです。
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初心者なので、箭竹を使いました。丸いからやりやすい。
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一本の竹を切って創るようにしています。

dou_01.jpg
一応最初の姿。

saoziku_2.jpg
握りの部分です。紙や糸を巻いて握りやすい姿にする方もいらっしゃいますが、僕の場合は、竹の感触が好きなのでこのままです。

リール部分

僕が落とし込みをはじめた頃。教えていただいたのは、短竿の尻になるべく付ける感じがいいと教わったのです。
でも、自分で釣り上げられるようになってからは、大物が掛かったときのために、
なるべく肘でためられるような距離を置くようになりました。
その方が、やり取りがしやすいからです。また、竿尻のところに肘当てを付けるのもいいです。

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道具と材料

自分で作った方が割安だと最初は思っていましたが、道具を揃えていくと結構散財します。趣味と割り切り良いものを揃えましょう。

竹の中を削りだすモノです。
dougu_02.jpg
手にかぶれない。漆と薄め液。
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ガイドとリールそして糸。
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格好良さにこだわらずに、機能性を追求したい。それだけです。

和竿の仕上がり

僕は、装飾は一切しません。シンプルが一番だと思っています。
この落とし込みもシンプルなので、竿もそうだと思います。
また工芸品を創っているのではないので、 自分のスタイルに合っている竿であればよいと思います。
目的は、釣ることなのだから。


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第二作

箭竹で、創っています。全長2.0m:落とし込み竿。印籠継ぎ
握りの部分は、布袋竹です。 wazao_2.jpg

リールは、Fujiリールを改良しています。
wazao_2_nigiri.jpg
肘当てを付けました。黒鯛工房のモノです。
wazao_2_realsheet.jpg

穂先部分:グラスです。
カラスガイのツブを想定しているので、やや硬めです。
ガイドは大きめを使用しています。ピッチは、僕の好みに仕上げています。

hosaki_01.jpg

「僕がほしい竿。こんな風に創ってみました。」を単に紹介するページです 狭い家で、こそこそ和竿を制作するのは家族の了解と、暖かいフォローが必要です。
この場をかりて感謝します。





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