落とし込み原風景、鳥浜地続き
黒鯛落とし込みヘチ釣り shikake.gif

私の釣りは、シンプルな仕掛けです。いわゆる関東短竿堤防のヘチ釣りです。
2〜3メートルほどの竿と仕掛けで黒鯛を釣り上げること。ここでは、私の仕掛けをご紹介いたします。



タックルは余り高価な物は、使用していません。
「あればいい」というんじゃなく、一つ一つ自分で納得いくものをそろえていきたいから
僕の釣り人生に、長く付き合ってくれる物でいい。と、考えています。

道具の写真


【竿】

私の短竿は、竹心竿:2.4m。穂先部分は手作りです。
なぜなら、ガイドが小さいことと、
穂先の感じが私の好きな感度のものではないから…なんてホントは、
アレコレやってみたらこんな感じになちゃった。でもなかなかのモノですよ。
自分にあった穂先を作ってみて、感触を味わい。試行錯誤の上また釣行する。
自作のモノって愛着があってとってもイイものです。
プラス和竿を制作したので愛用しています。

ただ長時間使用するには重いので向いていません。が、
なんと言っても釣り味は、和竿の感触には到底カーボンなどは勝りません。
箭竹をメインにして制作していますが、胴が強くて、しっかりしているので
あたったときに、黒鯛の方から浮き上がってくる感じが、とても良いです。
カニとツブとを使用するのに竿先の調子が、違うので分けています。
釣りに行けないときなど、
タックルを出してチョコチョコ改造するのも釣り師としての楽しみです。

タモと竿の写真

【リール】

リールの写真  リールの写真
私は富士リールのfrp-25の改造版。
著名人のリールもなんだかんだ言っているけどほとんどがコレの改造版を使ってたりするから。
すごく格好いいのだけど、どうやって作っているのか解らず、
売ってはいるのだけど高くて… コレも手作りです。
見た目はすごく不細工ですけど、糸がらみも少なく、
よく言う「渋く糸を出す」 のにすごくいい。
(結局、手作りの際の器具購入に結構お金かかったりして(^^)

右の写真より改良しました。
どこかというと、魚がかかった時に親指でグリップしやすいように
電動ヤスリで、へこみを入れました。
すごく使いやすいです。格好いいし。
愛用の道具をチョコチョコいじるのは、とても楽しい。

後、長年使用している重利作木製太鼓リール:ベアリング付き
このリールは、長年僕のボーズにつきあってくれた貴重なリール。
巻きやすくてすごく良い。ただ、道糸がスプールに巻き付いてしまうのが欠点。

【道 糸】

愛用しているカラーは、オレンジです。特に何でオレンジなのって意味はないです。
新素材など使用しましたが、結局普通の「落し込みライン (オレンジ)3号」。
フカセていって底についた感じとか、
道糸の糸ふけが解りやすくてコレばかり使用しています。

【ハリス】

シーガーフォースの1〜2号を使用しています。
余り強すぎるハリスもでていますが、柔軟なやり取りとしなりを考えて選んでいます。
しかしハリスの傷には注意しておく必要があり、ひとひろとって、
傷ついたら詰めて面倒でも針を結び直す事にしています。

【ヨリモドシ】

とりあえず一番小さなモノなら何でも。
ただ、せっかく黒鯛が針がかりして乗ってきたのに、
あとチョットのところで…結び目から切れてしまうという(ほつれてしまう)事が、たびたびありました。
そんな時もっと良い強力な結び方があればいいのだけど…って探していたんです。

なぜならチチワ結びは、やっぱりどうしてもイトヨリが出来てしまう。
気になるなぁ〜〜    《ヨリモドシの結び方》

【ハ リ】

小さい物で、伊勢尼の5〜7号。海津針の10号。
大きい物で、チヌバリの4〜6号、海津針の13号等を使用しています。
その時のシーズンの状況と、天候の状況や、餌の種類によって使い分けています。
ツブ用の丸貝専用針の3〜5号も使用したりします。
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何よりも餌とガン玉のバランスで決まってきます。不自然でない落とし方を心がけているので、
そのときどきの状況に合わせます。

【ガン玉】

3号〜2B。たまに強風の時や波が荒いときなどは3B〜5bを使用したりしますが、
軽いのに越したことはありません。
最初の内は、重い方が落ちていくのが解りやすいので良いですが、慣れてきたらなるべく軽いものにします。
餌が自然に落ちていくのよりも、少しだけ早い感じがよいと思います。
また、餌を黒鯛が口にした時に違和感のないようにするために、なるべく平らに僕はしています。
そのためには、 柔らかいものが付けやすい。
ちなみにガン玉の番号と重さは関係ないらしい。

【タ モ】

最初の頃、なんにも解らなくてこの便利な物を知らないばかりに、
本命を逃がしてしまった苦い経験があります。
悔しくて…。
それ以来当然、完備して行きます。
釣れようが釣れまいが、
腰に差して刀じゃないけどいつでも来いって感じ。(^^)
あるのと無いのとでは大違い。
心の持ち所が全然違います。
なるべくしまって短い物がよいと思います。
一日中もって歩き回る釣りなので、携帯しやすい物がベスト。


僕のタックルは、真似してマネして修行修行の連続。少しずつだけどオリジナルになりつつあります。


《《《《 結  び 》》》》

ヨリモドシの結び方
この結び方は、【最強結び】とか言ってたりしますが、本当のところの名称は知りません。H氏から教えて頂いた僕にとっての最強な結び方です。
パロマーノット
最強結びより、強度に強い結びだと実感しています。簡単なので、時間が掛かりません。
オルブライトノット
ブラッドノットを使っていましたが、どうもトラブルあって探していたところ、教えて頂いた結び方です。仲間内では、ヒロノットと呼んでいます。号数の違いが大きい時にはかなりの効果を発揮します。
ただし、この結びは、PEラインには適しません。PEラインの時は、チチワ結びにするかヨリモドシを使用します。
内掛け結び
外掛け結びというのがポピュラーですが、僕は長くこの内掛け結びを使っていました。個人的には、外掛け結びより強いと思っています。
漁師結び【湘南漁師結び】
この結びは、湘南で釣りをしていた時に漁師の方から教えて頂いた結び方です。漁師結びなのですが、少し変形なので勝手に湘南漁師結びと呼んでいます。現在は、殆どがこの結び方にしています。これこそ【最強】だと思っています。適度に枕が出来るので、これが強さの秘訣とも思っています。

【ヨリモドシの結び方】

【クリンチノット】

 

 

 

【最強結び】

 

 

 

この結び方は、【最強結び】とか言ってたりしますが、本当のところの名称は知りません。
H氏から教えて頂いた僕にとっての最強な結び方です。

パロマーノット

【 最強のヨリモドシの結び方 】

 

 

 

簡単で100%近い強度を発揮してくれる超強力結びです。最後にぐっと引き締めるのがコツです。難点としてはダブルラインをまず通すので、小さいサルカンに太い糸では苦労します。またワッカをサルカンにくぐらせなくてはいけないので、端が金具類でなければいけません。どちらかといえばルアー向きですが、ハリスを煩雑に交換しないような釣りなら、覚えておいて損はありません。

3つ目のコマ、ワッカを利き糸側に折り返しています。これを上手くやって下さい。摩擦で締まりにくいので、よく湿らせておくこと。

ご紹介した以外にも、まだまだ色々なサルカン結びがありますが、習熟が難しいとか強度が安定していないとか難点もあります。また糸が10号ぐらいになってくると、糸が締め付けにくくなってきますので、結び方も変わってきます。冬の夜長は春の釣りに思いを馳せて、色々研究してみて下さい。結びは手順を覚えるだけでなく、スムーズで団子にならない締め加減のコツを習得することが大事です。

【オルブライトノット】

 

 

 

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まずは、ハリス(白)と道糸(赤)。


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道糸の方を左手に取り、Uの字に作ります。


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ハリスを道糸のUの字をくぐらせ、左手で押さえます。


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ここが肝心。
右手の小指で、作ったUの字が糸を巻くときにフラフラしないようにフックします。


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ハリスを右手でつまみ、これから巻く準備。


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左手のつまんでいるところは、しっかりと押さえて下さい。


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こんな感じで、何回か巻きます。
僕は、7〜8回ぐらいです。


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僕は、4〜5回ぐらいです。


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ちょっと写真で解りずらいかもしれませんが、巻いた最後ところを左手でほとけないように摘みます。

そして道糸の残った輪の部分に、余ったハリスを通します。


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後は、ゆっくりと四本の糸を引っ張っていきます。


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四本の糸をそれぞれ引いていくと、このように綺麗な感じになります。
※引いていく時に、唾をつけてなめらかにするのもいいです。
※どれかを一つを引っ張ると失敗します。


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完成。
ブラットノットより強いといわれています。

 

 

 

【電車結び】

 

 

 

【ブラッドノット】

 

 

 

【内掛け結び】

 

 

 

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まずは、針とハリス。


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この写真のように輪を作ります。

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作った輪のお尻部分を左手でしっかりと摘んでおきます。
そして輪の中に糸を入れて、巻いていきます。


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巻いた部分を左指でしっかりと押さえていきながら、巻きます。

僕の場合は、5〜6回巻きます。


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任意の回数を巻いたら、後は簡単。前と後の糸を引いて行くだけです。
この時に、唾をつけるとなめらかにいきますよ。


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完成。
外掛けよりも強いです。


【 外掛け結び 】

 

 

 

【湘南漁師結び】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漁師結び

・針にハリスを図のように巻き付けます。


・巻き付けた部分を、指で押さえます。



・図のように輪を作り、輪に針と糸をくぐらせ、糸を引き締めます。

 この時、余り糸を歯で咬んでしっかりと締めます。


 この締めを2〜3回繰り返します。
 あまり多くやっても意味がありません。




・最後は、しっかり両方で締めます。



・出来上がりは、見た目不格好ですが・・・
 これが実は、非常に強い結びです。

 枕も出来て、最高に強いです。

 糸の無駄もありません。
 この結びで、切れたことは一度もありませんよ。
 一度おためしあれ!


 

 

 

【カン付ハリ最強結び その1】

 

 

 

【カン付ハリ最強結び その2】

 

 

 

【カン付ハリ最強結び その3】

 

 

 

【カン付ハリ ねむり結び その4】

 

 

 

【カン付ハリ ユニノット その5】

 

 

 

 

 

 

餌の付け方

あんまり難しく考えずに、黒鯛が食ったらかかる。という単純な発想で付けています。いろいろ各人でさまざまなやり方があるみたいですが。落とし込みの場合、ツブから結構針先を出しています。
基本が上から落とすことだけなので、根がかりとかあまり気にせずにいるからです。
たぶん黒鯛は、ぼそぼそと少しずつ食べていくのと違い、ガバッっとまず飲み込むと思っているのでその時の糸ふけや感触を覚えるようにしています。
針先をたくさん出していることで、食ったらアワセるが即座に行える。

《《ガン玉の位置パターン》》
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上の図が、ガン玉を打つ基本的なバージョン。
堤防での様々な条件の時にそれぞれ替えていきます。
(一番右は、ほとんどやりません)
●以下のパターンは、一部です。釣り場での状況に合わせていろいろと変化させています。

位置 刺し方 解説
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基本中の基本パターン。

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ツブを使う時の基本パターン

tubu_1.gif ハリは、どれでもイイと思います。お好きなものを。 僕の場合、丸貝専用の4〜6といったモノを使用したり、チヌバリや伊勢尼も使います。ひねりがない方が刺しやすい。僕は、ひねりをプライヤーで戻したりします。

ガン玉は、軽くつけるという方が多いですが、僕の場合、外れるのがいやなのでミミにガッチリと噛ますようにしています。

比較的浅いタナを狙う時は、針先をたくさん出したりしています。
この刺し方だとユラユラと安定悪く落ちていき、黒鯛にアピールします。
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黒鯛の口は横に広がっている。

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ツブを使用する時は、ほとんどがこのやり方です。
何故かこれが一番ヒットします。狙っているところが二ヒロまでのタナだからかもしれませんが、ガン玉を中に仕込んだり他のやり方でやってみたりしますが、やはり基本中の基本であるこれが一番喰ってきます。

また、アタリも明確に出ます。ほとんどが止まるアタリ。捕食している最中です。

tubu_5.gif慣れてくると止まるアタリの前に《ブルゥン!》と糸ふけに出ます。これをキャッチするとアタリの数も断然増えます。

これは、黒鯛が捕食する時に喰いやすいようにツブを回転させていると僕は考えています。
一瞬の事でしょうが…

そしてツブを吸い込む時にこの《ブルゥン!》出るモノと考えています。
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こんな刺し方もします。
tubu_2.gifほとんど僕はこの刺し方はしません。
釣友はこの刺し方です。

今後の研究課題
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ガン玉に仕込み
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ハング狙いは、効果的。

へこみなどを狙う時のパターン。



中京の目印使いの方から教えて頂いた方法。
ガン玉をぺちゃんこに潰し、ツブに仕込みます。
コイルオモリを巻いて仕込む方法もありますが、ガン玉の方がやりやすいです。


tubu_3.gifガン玉の抵抗がないので、スゥーと落ちていきます。操作が慣れてくると、オーバーハングやスリットのある堤防・パイプ堤防などへこみのあるところへ狙って落とせるようになります。

目印のように浮力があり、落ちていくツブに対してある程度のテンション(少しのブレーキ)をかけながら沈んでいきます。
しかし、僕らのヘチ釣りは、目印のようなテンションを掛けるものがないので、抵抗が無くスゥーと比較的早く落ちていきます。
慣れるまでは、竿で多少のテンションを操作出来るような練習が必要です。
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カニ餌などの基本パターン。



カニ餌やフジツボなどは、これが基本形。

カニの刺し方は、その状況によっていろいろ変えます。
ガン玉の位置は、図にあるような位置です。

kani_7.gifハリ・エサ・ガン玉のバランスが右図のようなモノだと落ちていく形はガン玉が先に落ちていていきます。

落とし方の好みは、それぞれなのです。

その時の状況に合わせて、 ハリ・エサ・ガン玉のバランスを工夫します。
ユラユラと落ちてくれるので、アピールはよいです。
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空挺部隊。



kani_8.gif 以前、底専門の方々から教えていただいたガン玉装着法。
ガン玉にハリスを挟んで輪を作り、ハリに通して、ぶら下げる方法。このやりかたは、ガン玉が真下にあるのでのでバランス良く沈んでいきます。蟹は、足を広げて泳ぐように沈んでいきます。パラシュートのように落ちていくので「空挺部隊」と読んでいます。

エサとガン玉が一体になっているので、黒鯛は一気にぱくりとする事が多いです。ガン玉もエサの一つと考えた方が早いですね。

ただ、あまりにもキレイに落ちていくので魚へのアピールは少ないような気がしています。

深場の底へ落とす時に、有効的。
例えば、10mをこす深い底へ5Bの空挺部隊を作って落とすと見た目はあたかもカニ餌だけが早いスピードで、落ちていくように見えます。底に着く1mぐらいの所でピタリと止めて、ゆっくり落とすとアタリが出る事が多いです。


南○牧などの深いところへは、底フカセで探る時に最適。
底に着く1mぐらいから底までを重点的にゆっくりと上げたり下げたりしながら聞き合わせて、潮の流れにあわせて探り歩きます。
また、流れが速く落としづらい所を探る時にも有効的です。
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一体化パターン。



これもカニやフジツボなどの基本パターン。

基本は、左図上。

下図は、ハリが小さい時に(もしくは逆にエサが大きすぎる時)ハリのふところを狭くしないために工夫した例です。

kani_9.gifこのパターンは、一体化をより目指した形です。

落下の仕方も、ユラユラと落ちてくれるのでアピールしてくれます。これも自然落下を演出するよりも、竿で糸ふけを操作した方が食いがよいです。

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